6月21日、与野党9党首による討論会が開かれた。参加者は、社会民主党の福島瑞穂党首、国民民主党の玉木雄一郎代表、日本維新の会の松井一郎代表、立憲民主党の泉健太代表、自由民主党の岸田文雄総裁、公明党の山口那津男代表、日本共産党の志位和夫委員長、れいわ新選組の山本太郎代表、NHK党の立花孝志党首。ファッションデザイナーのドン小西さんがチェックした。
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目がチカチカする全身ウクライナカラーのN党・立花党首は別格として、紺のスーツに派手めなネクタイの似たような格好にも、各党首の戦略が見えるようだよね。若々しい三つボタンで、高齢者党首との差別化を図るれいわの山本代表とか。対照的な共産の志位委員長は、服まで時代性ゼロのマイペースぶり。
男気アピールのつもりかね、唯一いかり肩の背広なのは、日本維新の松井代表。一方、立民の泉代表は、タイトなスーツでキレッキレのデキる男をアピール。でも服がキツすぎて、動きが悪そうじゃん。自民の岸田総裁は、ピンクのネクタイで洒落たつもりかね。浮きまくって、首相の貫禄の足を引っ張ってるよ。
そんななかでひとりツッコミどころがないのが、公明の山口代表だよ。仕立てもいいし、コーデも正統。でもさ、こういうタイプが実はクセモノで……って、結局、ピンとくる党がひとつもないこの党首討論会。あ、もちろんファッションの話ですけどね。
■評価は……？（※満点は5DONです）
2DON！ 「ドングリの背比べ総評は星2つ！」
（構成／福光恵）
※週刊朝日 2022年7月8日号
小島よしお
しいたけ.
ジェーン・スー
