大学合格特集シーズンの新企画として、受験生に貴重なアドバイスを、と「週刊朝日」本誌が現役学生からグラビアモデルを公募。第5回では、青山学院大学法学部4年の清家心さんが大学生活を語ってくれた。
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青山学院大学のオープンキャンパスで進学相談に乗ってくれた「4年生の男の先輩」が、運命を変えた。
「すごくいい人で、かっこよくて、勉強もできて。浪人中もその人のことがずっと心に残ってて(笑)、青学への思いは揺るがなかった」
しかし憧れのキャンパスライフは、2年生以降コロナ禍で一変。洋楽を歌って踊るパフォーマンスサークルの活動は大幅に制限された。だが、自主的に検温やフェースシールドなどの感染対策を徹底し、大学から活動許可を取りつけた。
クラウドファンディングで150万円を調達してライブを行ったり、テレビに出演したり。「あきらめずに前を向けば、大学生活はコロナ関係なく楽しいと思ってます」
オンライン授業も充実していたという。「学部や学年の垣根を越えて気軽に意見を出せるので、リアルよりチャットのほうがいいです」
今は、エンタメ業界を目指して就活中だ。「昔からアイドルやミュージシャンが好きで、自分もワクワクする体験を届けたいなと。知的財産法とか著作権法を学んだので、アーティストの権利を守ることに役立てられたらうれしいです」
(取材・文/本誌・大谷百合絵)
※週刊朝日 2022年6月10日号