赤井英和が語る地元・大阪「祖母の葬儀に香典10円で行列ができた」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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赤井英和が語る地元・大阪「祖母の葬儀に香典10円で行列ができた」

菊地陽子週刊朝日
赤井英和(撮影/写真部・高橋奈緒)

赤井英和(撮影/写真部・高橋奈緒)

映画「ねばぎば 新世界」は、10日から新宿K’s cinemaほか全国順次公開 (c)YUDAI UENISHI

映画「ねばぎば 新世界」は、10日から新宿K’s cinemaほか全国順次公開 (c)YUDAI UENISHI

 妻の佳子さんが綴るゆるい日常のツイートが話題の赤井英和さん。久しぶりの主演映画は、地元大阪が舞台。おっさん二人が活躍する、人情たっぷりの世直しアクションに挑んだ。

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 階段の踊り場での写真の撮影が終わると、スタスタと階段を上って、撮影のためにスタッフが片付けた足拭きマットや掃除用具を元あった場所に戻した。まるで自宅での作業のように。表に出る仕事をしている人なのに、まったく気取りがない。

 今、赤井さんの妻である佳子さんが、赤井さんのゆるい日常をスケッチしたツイッターが話題だ。お笑い芸人でタレントの有吉弘行さんが5月にラジオで「もう絶対見てほしい。毎日幸せになれる」と絶賛したことから、人気に火がついた。

 2020年、ニース国際映画祭で外国語映画部門最優秀作品賞を受賞した映画「ねばぎば 新世界」が今月公開される。児童虐待を題材にし、国内外で話題を呼んだ映画「ひとくず」の上西雄大監督の最新作は、大阪・新世界を舞台に、勝新太郎さんと田宮二郎さんがコンビを組み大ヒットした「悪名」シリーズを彷彿させるアクションドラマだ。

「子供のころから、ずっと、『悪名』のファンでした。家には、『悪名』のDVDが全16巻そろっています。この作品に出演することが決まってから、また何度もDVDを見直しました」

 裏社会に引きずり込まれた人を救い出そうと、赤井さん演じる勝吉は、上西監督演じるコオロギとコンビを組んで悪に立ち向かっていく。

「大阪は人情の街です。ちょうど私が大学2年、20歳のときや。祖母が亡くなりまして。実家でお葬式あげてたんです。そしたらニッカーボッカー姿の兄ちゃんが『おばあちゃん亡くなったんや』と10円置いて、拝んで帰っていきはる。そういう近所の人たちで行列ができた。いつもニコニコして家の周りを掃除して、一升瓶握って朝から飲んだくれているおっちゃんにも、『おはようございます』って挨拶する。そんなおばあちゃんのことがみんな大好きやったと聞いて。40年も前の話ですけど、あの辺に住んでいる人はみんな根っこのところは変わってないんやないかと思いました」


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