中島:合成うますぎ!

松島:合成じゃないよ。そう、皆でやってるんだよね。僕もやってたし。

菊池:だとしたら勝利はズルいわ。自分だけのネタにしようとしてただろ!

佐藤:いやいやいや。まぁ、ちょっとおいしいなとは思ったけど(笑)。

──皆さん、本当に仲良くて、グループの雰囲気が以前にも増して良くなっているのを感じます。この空気感の変化をどう感じていますか?

中島:うん、いい感じだと思いますよ。僕もそうだし、メンバー一人ひとりが、今から10周年のお祭りが始まるんだなって自覚している感じなので。

佐藤:そうしようとしてるのもあるし、皆、大人になってきて、照れがなくなったのもあると思う。反抗期みたいなものもなくなって……最初は10年もやれるって想像できなかった。もっと「個」の感覚だったし、それぞれが自分のやり方がいいと思ってたから。

松島:でもそういう時期もあってよかったと思う。平坦な道より、凸凹があって、いろんなドラマがあったほうが絶対にいいと思うから。

菊池:そうね。このいい雰囲気を見てもらいたいからこそ、早く皆さんの前に立ちたいですね。配信もいいけど、やっぱり生でライブをやりたい。

──まさに待望のツアーがもうすぐ始まりますね。そして、新曲「LET’S MUSIC」も発売されます。

松島:皆で集おう、皆で騒ごうという曲です。楽しいパーティーソングで、最高に盛り上がれる曲なので早くライブでやりたいね! もちろん、感染対策を万全にしながらね。

佐藤:僕が出演しているシンドラ「でっけぇ風呂場で待ってます」の主題歌でもあるので、僕らのパフォーマンスにもちょっとコメディータッチな動きを入れています。カッコいいだけじゃない面白さも出していくので、注目してほしいですね。

──どんな10周年イヤーにしたいですか。

菊池:とにかく楽しむ! さっきも言いましたけど、僕らは本当にいろんなことがあったので、やっと10年かという思いもありますが、ここからは全部楽しいものにしたいですね。

松島:うん、僕らが笑って楽しく過ごせていたら、ファンの皆さんにも安心してもらえると思う。「Change the world」で勝利が書いた歌詞みたいに、笑って泣けるような幸せな瞬間が自然に生まれたら最高ですね。

週刊朝日  2021年4月2日号より抜粋