イ・ビョンホン独占インタビュー 国際的注目作が日本公開へ (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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イ・ビョンホン独占インタビュー 国際的注目作が日本公開へ

成川彩週刊朝日
イ・ビョンホン (c)Lee Byung Hun Japan Official Fanclub

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 第1次韓流ブームの頃からドラマ「美しき日々」などで人気を集め、ペ・ヨンジュン、チャン・ドンゴン、ウォンビンと共に「韓流四天王」と呼ばれたイ・ビョンホン。今年、デビュー30周年を迎えるが、変わらぬカッコよさ、演技力で不動の人気を誇るカリスマを独占取材した。

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 1979年、18年にわたって軍事独裁を続けた韓国の朴正煕(パクチョンヒ)大統領が暗殺された。撃ったのは、当時大統領に次ぐナンバー2の権力を誇ったKCIA(韓国中央情報部)部長金載圭(キムジェギュ)だ。暗殺までの40日間を描いた韓国映画「KCIA 南山(ナムサン)の部長たち」(ウ・ミンホ監督)で、金載圭がモデルの主人公(キム・ギュピョン)を演じたイ・ビョンホン。

 抑えた演技で暗殺に至るまでの様々な感情を見せてくれた。

 出演を決める上で最も重要と考えるのは、「物語の持つ力」だと言う。「南山の部長たち」は実際に起きた暗殺事件がモチーフになっている。

「近現代史の中でもここまでドラマチックな話があるだろうか。この作品は、物語の持つ力が非常に大きいと思った。それに加え、できる限り事実に近いものを作ろうという話だったので、作品に対する期待が大きかった」

 原作は同名のノンフィクションで、原作者・金忠植(キムチュンシク)氏はクランクイン前、イ・ビョンホンに実際の事件や金載圭について直接解説した。熱心にメモを取りながら聞いたというイ・ビョンホン。

「金忠植先生の話は、長い間取材を重ねただけあって情報量が多かった。わりと近い歴史なので、その当時の状況や人物について知ることができる書籍やドキュメンタリーも多く、参考にした。さらに関係者を探し出して話を聞いた。その歴史を実際に経験した人の中で存命の方を見つけて話を聞き、キャラクターにアプローチした。少しずつキャラクターに近づいている感じがした。本やドキュメンタリーに出ていない細かい部分も聞くことができて、人物についてより具体的に作り上げるのに役立った」

 役作りのための準備は抜かりない。

 今回は特に抑制の利いた演技が光ったが、これも金載圭について研究した結果だった。


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