“準備”からたった2年でショパンコンクールへ 開成→東大のピアニスト! 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“準備”からたった2年でショパンコンクールへ 開成→東大のピアニスト!

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菊地武顕週刊朝日
ピアニスト 角野隼斗 〔撮影/写真部・松永卓也、ヘアメイク/MAIMI、協力=eplus LIVING ROOM CAFE & DINING〕

ピアニスト 角野隼斗 〔撮影/写真部・松永卓也、ヘアメイク/MAIMI、協力=eplus LIVING ROOM CAFE & DINING〕

ショパンやリストを華麗に弾いたり、「鬼滅の刃」の「炎」を荘厳に弾いたり 〔撮影/写真部・松永卓也、ヘアメイク/MAIMI、協力=eplus LIVING ROOM CAFE & DINING〕

ショパンやリストを華麗に弾いたり、「鬼滅の刃」の「炎」を荘厳に弾いたり 〔撮影/写真部・松永卓也、ヘアメイク/MAIMI、協力=eplus LIVING ROOM CAFE & DINING〕

「藝大に入ったら数学はできませんけど、東大に入っても音楽は続けられますから」

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 ピアノ演奏の才、明晰な頭脳。天から二物を与えられた角野隼斗さん(25)は開成中学・高校を経て、東大理I進学を選んだ。

 ピアノ講師である母の指導を3歳から受け、早くから賞を取り続けた。

「飛び級でコンテストに出ていました。小学4年のときに高校の部に出たり。でも中学に入ってから、クラシック以外の楽しみを知ったんです。バンドを組んでドラムを担当しましたし、音ゲーにはまりました。高校時代は受験勉強7割、音ゲー3割という感じ。大学に入ってから、またクラシックも始めたんです」

 2018年にピティナ・ピアノコンペティションで特級グランプリ。これを機に本格的に演奏を開始。20年のショパン国際ピアノコンクール出場権を得た。コロナ禍で1年延期され、この大会は今年実施の予定だ。

「5年に一度の開催で、皆、5年前から準備をしているんです。2年前に先生にそそのかされて始めた僕が太刀打ちできるとは思いません。人と同じことをしても勝てないので、それ以外の部分で訴えられれば」

 現在は「かてぃん」名義でユーチューブ活動も行っている。ショパンやリストへのオマージュを込めて作った曲を披露したり、「3分クッキング」の曲や「きらきら星」を壮大に弾いたり。型にはまらぬ活動の成果が、花開く年になる。(本誌・菊地武顕)

角野隼斗(すみの・はやと)/1995年、千葉県生まれ。3歳から、ピアノ講師の母に指導を受け始める。小学1年生だった2002年、ちば音楽コンクール全部門最優秀賞を史上最年少で受賞したのをはじめ、数々の賞に輝く。東京大学理Iに進学。在学中の17年、ショパン国際コンクール in ASIA大学・一般部門で金賞。翌年、ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ。今年、ショパン国際コンクールに出場する。昨年12月23日、アルバム「HAYATOSM」を発売。

週刊朝日  2021年1月15日号


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