自然体女優・小林聡美が語る心地よい距離感「ズケズケ入っていくことはできない」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

自然体女優・小林聡美が語る心地よい距離感「ズケズケ入っていくことはできない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
菊地陽子週刊朝日
小林聡美 [撮影/岡田晃奈、ヘアメイク/北一騎、スタイリング/藤谷のりこ]

小林聡美 [撮影/岡田晃奈、ヘアメイク/北一騎、スタイリング/藤谷のりこ]

朝一番に摂る水分は、緑茶に梅エキスを入れたものが定番 [撮影/岡田晃奈、ヘアメイク/北一騎、スタイリング/藤谷のりこ]

朝一番に摂る水分は、緑茶に梅エキスを入れたものが定番 [撮影/岡田晃奈、ヘアメイク/北一騎、スタイリング/藤谷のりこ]

「人と話すときは、自分の考えを押し付けないようにしています。相談されてアドバイスを求められても、思ったことの2割ぐらいに止めておくとか(笑)。悩んだとき、どちらの道を選ぶかは、最終的に本人が決めるべきだと思うからです。もちろん親身にはなりますよ。でも、あまりズケズケと、その人の領域に入っていくことはできない。それは、昔からそうですね」

【小林聡美さんの写真の続きはこちら】

 そう話すのは、女優・小林聡美さん。コロナ禍で、「ソーシャルディスタンス」が叫ばれる中、小林さんが主演するWOWOWのドラマ「ペンションメッツァ」では、人との心地よい距離感が描かれていた。普段の小林さんの人との距離感について語ったのが冒頭のコメントだ。

 小林さん演じるテンコは、長野の別荘地にあるペンションのオーナー。そこをふらりと訪れるのは大概が一人客で、テンコを前に自然に自分の物語を話し始める。

「雑音に惑わされない自然の中の空間で、誰もが抱えている“自分だけの特別な物語”をテンコに語るという話で、毎回2人芝居です。できあがった作品を観たら、確かに2人の距離感は非常に心地よい。ただ、会話はさらっと流れているようで、実は結構なセリフ量で(笑)。撮影期間中は、毎日セリフを覚えては出し、覚えては出し、の連続でした。脳内だけで言えば“十密”みたいな(笑)。目の前に広がる開放空間とは対照的に、頭の中はセリフだらけでした」

 ドラマの撮影は8月。緊急事態宣言が解除され、テレビや映画などは6月末から徐々に撮影を再開したが、「普段の撮影の現場よりも、撮影ができる有り難みは感じましたけれど、それ以外は特に普段と変わったことはなかったです」とあっけらかんと話す。コロナによる変化はむしろ、今回のインタビューのようなときに感じるかもしれない。リモートで行われた取材。小林さんは、たぶん普段の対面の取材のときよりもわかりやすく、パソコンのカメラ部分に近づいてから大きく頷いたり、大変だったときのことを思い出すときに眉間に皺を寄せたり、話すこと以外に表情でも、いろいろなリアクションをしてくれた。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい