BTSに追いつけるか? NiziU、JO1、TWICE“日本版K‐POP”の実力 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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BTSに追いつけるか? NiziU、JO1、TWICE“日本版K‐POP”の実力

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秦正理週刊朝日
BTS (GettyImages)

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BLACKPINK (GettyImages)

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主なK-POPアーティスト (週刊朝日2020年10月30日号より)

主なK-POPアーティスト (週刊朝日2020年10月30日号より)

 韓流アイドルグループ、BTSに代表されるK‐POP(韓国ポップカルチャー)は、もはや日本にとどまらず、世界を席巻している。その波は日本の芸能界をものみ込み、“日本版K‐POP”を生み出した。その源泉を探る。

【表】主なK‐POPアーティストの日本でのデビュー年はこちら

*  *  *
 BTSが8月にリリースした「Dynamite」は米ビルボードのシングルチャートで初めて1位を獲得し、YouTubeのミュージックビデオ(MV)の再生回数は4億8千万回を超える。先月には国連総会で世界の若者たちに向けてスピーチを行うなど、その影響力は世界に広がる。

 10月15日には所属するビッグヒットエンターテインメントが韓国取引所に上場し、時価総額が約1兆円となった。

 世界の音楽に精通する音楽ジャーナリストの沢田太陽氏はこういう。

「僕が住むブラジルでも、もはやBTSを聞かない日はないほど。ブラジルでは日本のポップカルチャーが長く愛されてきましたが、もはやそれが韓国のものに置き換わりました」

 沢田氏は「BTSが頂点に上り詰めたのは必然だった」と続ける。

「アイドルという概念で捉えて、色眼鏡で見てしまっている人は多いと思いますが、MVなどでデビューからの曲を聞いて気が付くのは、とんでもない技術の高さです。ボーカル、ラップ、ダンスとどれをとっても一流。今の世界的熱狂は、1960年代にイギリスでビートルズやローリング・ストーンズが現れ、アメリカに進出していったころの空気を彷彿とさせる」

 アーティストとして世界を席巻し、音楽のみならず、今やその一挙手一投足が注目を集めるBTSの影響力は、日本にも大きく波及している。

 3月に韓国のエンターテインメント企業・CJENMと吉本興業が組んで、日本人男子11人組の「JO1」がデビュー。6月には韓国の大手芸能事務所・JYPエンターテインメントがプロデュースする日本人9人組のガールズグループ「NiziU」がプレデビューし、大ブレーク中だ。デジタル配信した楽曲のMVは1億4千万回再生と、今も数字を伸ばしている。同事務所の先輩グループである「TWICE」にも3人の日本人が所属するなど、“K‐POP”での活躍が目立ち、今ではアイドル志望の若者たちがこぞって韓国を目指しているという。国内外のポップカルチャーに詳しい武蔵大学非常勤講師の松谷創一郎氏の解説。


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