【昭和な名店】ビールの注ぎ方もアイスバインも本場・ドイツと同じ店とは? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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【昭和な名店】ビールの注ぎ方もアイスバインも本場・ドイツと同じ店とは?

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菊地武顕週刊朝日
ビールは手前からホフブロイ・オリジナルラガー、ミュンヘンの伝統的な黒ビールのホフブロイ・ドゥンケル、小麦を主原料としたHB・ミュンヘナー・ヴァイスビア。いずれも小630円。塩漬けした豚のすね肉をじっくりと煮込んだ自家製アイスバイン1850円。税別 (撮影/写真部・小黒冴夏)

ビールは手前からホフブロイ・オリジナルラガー、ミュンヘンの伝統的な黒ビールのホフブロイ・ドゥンケル、小麦を主原料としたHB・ミュンヘナー・ヴァイスビア。いずれも小630円。塩漬けした豚のすね肉をじっくりと煮込んだ自家製アイスバイン1850円。税別 (撮影/写真部・小黒冴夏)

店は高架下。ビール樽とドイツ国旗を見ただけで、喉が鳴る (撮影/写真部・小黒冴夏)

店は高架下。ビール樽とドイツ国旗を見ただけで、喉が鳴る (撮影/写真部・小黒冴夏)

素早く注いで繊細な泡を立てる。一人ならカウンター席も良い (撮影/写真部・小黒冴夏)

素早く注いで繊細な泡を立てる。一人ならカウンター席も良い (撮影/写真部・小黒冴夏)

 今もまだ残る古き良き店を訪ねる連載「昭和な名店」。今回は有楽町の「バーデンバーデン」。

【写真】店は高架下。ビール樽とドイツ国旗を見ただけで、喉が鳴る

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 ジョッキの泡はきめ細かく、なかなか消えない。注ぎ方の妙のおかげで、ミュンヘンの人気ビール「ホフブロイハウス」のうまさを存分に堪能できる。

 JR有楽町駅そばの高架下。穴倉の趣も感じる店で、2代目店主の曽根崎武吉さんが語る。

「親父は最晩年でも病床で日本酒を飲むくらいの酒好きでした。楽しく飲める空間を提供したくて、始めたのでしょう」

 初代の武男さんは大手証券会社を辞め、1975年に通信販売などを行う会社を設立。5年後にレストランを開いた。店名となったバーデンバーデンはドイツ南部の小都市で、温泉とカジノの街として知られる。武男さんはよく訪ね、市長とも親交があったという。

 武男さんが2010年に亡くなり、武吉さんは高校教師を辞して16年から店長職に。

「それまでドイツのドの字も知らなかったので、何度も通いました。醸造所直営ビアレストランで、楽しさを実感。親父はこういうものをやりたかったんだなと、目指すものが見えてきました」

 全厨房スタッフを現地に派遣し、改めて勉強させた。おかげでアイスバインは劇的に味が向上。ビールと料理で、リアルなドイツを再現する。

(取材・文/本誌・菊地武顕)

「バーデンバーデン」東京都千代田区有楽町2‐1‐8/営業時間:月火17:00~22:30L.O.水木17:00~翌2:30L.O.金17:00~翌4:30L.O.土12:00~翌2:30L.O.日祝12:00~21:30L.O.祝前日 ~翌2:30L.O/定休日:年末年始のみ

週刊朝日  2020年10月9日号


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