昼寝も意外と大事だった! コロナ禍で狂った体内時計を調整する朝・昼・晩の対策 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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昼寝も意外と大事だった! コロナ禍で狂った体内時計を調整する朝・昼・晩の対策

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山内リカ週刊朝日
※写真はイメージです (GettyImages)

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週刊朝日2020年10月2日号より

週刊朝日2020年10月2日号より

 コロナ禍の今、何となく体調がすぐれず、眠れない──。それは、体内時計が乱れているからかもしれない。対策を一日の流れに沿って紹介する。

【体内時計を調整する朝・昼・晩の対策はこちら】

*  *  *
 そもそも体内時計とは何か。睡眠研究の第一人者である精神科医の内村直尚さん(久留米大学学長)はこう説明する。

「生命活動に必要な血圧や体温、ホルモン分泌、自律神経の働きなどは、一日のなかで周期的に変動しています。この変動をコントロールしているのが体内時計です。睡眠リズムも、この体内時計の影響を受けています」

 体内時計は脳の視床下部という部分にあり、個人差はあるものの、だいたい25時間サイクルで回っている。地球の自転より1時間長いため、理論上だと1日1時間ずつずれていくが、そうならないようにヒトは無意識のうちに時計をリセットしているという。

 今、在宅勤務や外出控えで、自宅で過ごすことが増えた。通勤時間や残業、飲み会などで削られていた睡眠を増やす絶好の機会ともいえるが、実は体内時計の仕組みからみれば“大きな落とし穴”があると、内村さんは注意を促す。

「在宅勤務は単調で、他者とコミュニケーションをとる機会が少ない。一日中、空調がきいている自宅にいれば、温度の変化もない。こうしたメリハリのない生活によって、体内時計が乱れやすい状況になっているのです」

 影響は睡眠にも及ぶ。寝る時間が遅くなり、朝起きられなくなる、夜中に何度も目が覚めてしまう、昼間に強い睡魔に襲われる……。こんな睡眠障害は、まさに体内時計の乱れで起こっている可能性が高いそうだ。

 体内リズムと睡眠の関係を研究する明治薬科大学准教授の駒田陽子さんも同様のことを危惧する。

「会社に行く場合、出社時間、昼食の時間、退社時間などが決められていますが、在宅勤務だとそれがなく、仕事を続けてしまいがちです。それが体内時計を乱す原因となります。コロナ禍の睡眠障害は、これまで不安やストレスによって生じていましたが、今後は体内時計の乱れによって起こるケースが増えてくるのではないでしょうか」


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