監督 ツヴァ・ノヴォトニー/新宿ピカデリーほか全国公開中/97分(c)AB Svensk Filmindustri, All rights reserved
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 明日はもっと素敵になるという人生のエールが込められたヒューマンドラマ「ブリット=マリーの幸せなひとりだち」。

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 著作が累計1000万部突破、映画化もされたベストセラー『幸せなひとりぼっち』の作者フレドリック・バックマンの最新作を映画化した。スウェーデンの国民的女優ペルニラ・アウグスト主演で、母国で空前の大ヒットを記録。

 スウェーデンに住むブリット=マリー(ペルニラ・アウグスト)は63歳の専業主婦。結婚して40年、家事を完ぺきにこなすだけの毎日で、いつしか笑顔も忘れていた。

 ある日、夫に愛人がいることが発覚。一大決心をして家を飛び出した彼女だが、そんな彼女に見つけられた仕事は荒れ果てたユースセンターの管理人。おまけにやんちゃ盛りの子どもたちの弱小サッカーチームのコーチまで任されてしまう。サッカーの知識もなく、何もかもが初めて尽くしのブリット=マリーだったが、個性的な住民たちに助けられ、不器用ながらも少しずつ笑顔を取り戻していく。
 
 しかし、突然夫が迎えに来たことで、新たな人生の選択を迫られて……。

 本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
実直な主婦が夫の浮気で自立を決意する話は珍しくないが、新生活のために得たのは未知の仕事。戸惑いながらも、めげずに挑戦する姿勢はさすが忍耐を知るベテラン主婦、という感じがよく出たドラマの作り方に共感した。

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