「テレビは正直どうでもいい」と講談師の神田伯山 出演する理由は収入じゃない (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「テレビは正直どうでもいい」と講談師の神田伯山 出演する理由は収入じゃない

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神田伯山さん(左)と林真理子さん (写真部/小山幸佑)

神田伯山さん(左)と林真理子さん (写真部/小山幸佑)

神田伯山(かんだ・はくざん)/1983年、東京都生まれ。今年2月、真打ち昇進と同時に、神田松之丞改め、神田伯山を襲名。レギュラー番組は、TBSラジオ「問わず語りの神田伯山」、テレビ朝日「伯山カレンの反省だ!!」「太田伯山」。現在、YouTubeチャンネル「神田伯山ティービィー」でも講談を配信中。 (写真部/小山幸佑)

神田伯山(かんだ・はくざん)/1983年、東京都生まれ。今年2月、真打ち昇進と同時に、神田松之丞改め、神田伯山を襲名。レギュラー番組は、TBSラジオ「問わず語りの神田伯山」、テレビ朝日「伯山カレンの反省だ!!」「太田伯山」。現在、YouTubeチャンネル「神田伯山ティービィー」でも講談を配信中。 (写真部/小山幸佑)

 100年ぶりの“講談ブーム”の立役者であり、講談界の風雲児とも称される神田伯山さん。この2月に落語芸術協会の真打ちに昇進し、講談の大名跡である伯山の六代目を襲名しました。“絶滅危惧職”と自虐ギャグを飛ばすこともあった講談師を生きる36歳の素顔に、
作家の林真理子さんが迫ります。

《前編/「態度がデカいんじゃなくてバカだった」講談界の風雲児、神田伯山の素顔》より続く


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林:このあいだ「情熱大陸」を見たら、ご自身でスーツケースをゴロゴロ引っ張ってましたけど、ふつうはお弟子さんがやってくれますよね。今は弟子志願の人、いっぱい来るんじゃないですか。

伯山:あのときはまだ二ツ目という身分で弟子を取れないんです。真打ちになった今でもぜんぜん来ないです。いろんな媒体で「弟子は1年取らない」って言ってたんで、それを真に受けて来てないと思うんです。

林:落語家って、「なんでこの人に弟子入りするんだろう」と思うような人がいるじゃないですか。誰とは言わないけど(笑)。

伯山:しかし駄目な師匠から良い弟子が生まれたりする。逆もしかりで、それもおもしろいです。

林:私、「ザ・ノンフィクション」というのが好きで、このあいだ見てたら、談志さんの弟子で、何千万円もの借金をつくって除名された快楽亭ブラックさんという落語家さんにもお弟子さんがいて、このフリーの師匠についていくこのお弟子さんって、一体何なんだろうと思って。

伯山:ブラ坊さんですね。あれ、おもしろかったですね。僕の「情熱大陸」の1週間前だったんですよ。僕、両方見たんですけど、「ザ・ノンフィクション」のほうがおもしろいと思った。僕のは成功物語だから、自分自身、見ててシャクにさわるんです。食うや食わずの落語そのものの生き方のドキュメンタリーのほうが、「情熱大陸」みたいに「カッコよく努力してます」みたいなのよりもおもしろい。「ああ、負けた」と思いましたよ。


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