ジム・ジャームッシュの“ゾンビ映画” 映画評論家4人の星の数は? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ジム・ジャームッシュの“ゾンビ映画” 映画評論家4人の星の数は?

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監督 ジム・ジャームッシュ/4月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開予定/104分 Credit:Abbot Genser/Focus Features (c)2019 Image Eleven Productions, Inc.

監督 ジム・ジャームッシュ/4月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開予定/104分 Credit:Abbot Genser/Focus Features (c)2019 Image Eleven Productions, Inc.

監督 ジム・ジャームッシュ/4月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開予定/104分 Credit:Frederick Elmes/Focus Features (c)2019 Image Eleven Productions, Inc.

監督 ジム・ジャームッシュ/4月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開予定/104分 Credit:Frederick Elmes/Focus Features (c)2019 Image Eleven Productions, Inc.

「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「ミステリー・トレイン」など、次々と話題作を発表してきたジム・ジャームッシュの最新作「デッド・ドント・ダイ」。クロエ・セヴィニー、セレーナ・ゴメスなど各界のスターがこぞって出演しているのも見どころ。

【場面写真の続きを見る】閲覧注意!ゾンビです

 アメリカの田舎町センターヴィルに、何やら恐ろしくゾッとする変死事件が発生する。

 3人だけの警察署で働くロバートソン署長(ビル・マーレイ)とピーターソン巡査(アダム・ドライバー)は、困惑しながら出動。そして、奇妙な住民が暮らす町をパトロールするうち、墓地で何やら這い出したような穴を発見する。

 やがて次々と蘇り、町に溢れていく無数の死者たち。どうやら生前の活動に引き寄せられているらしい。

 日本刀を携えて救世主のように現れた葬儀屋のゼルダ(ティルダ・スウィントン)も加わり、時間を追うごとに増殖していくゾンビたちに立ち向かおうとするが……。3人を待ち受けるのは、希望か、それとも絶望か?

本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
出だしはいつものジャームッシュ調で楽しい。でも途中からマジに本家ロメロのゾンビ映画を真似てどうする?と首をかしげる。ユーモアとお笑い抜きで正調ゾンビ作りに挑戦。それでも、最後はジャームッシュなのか。

■大場正明(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
生きていても死んでいてもやることは同じという皮肉は、ロメロ監督のゾンビ映画へのオマージュ。こちらの期待に肩透かしを食わせるようなジャームッシュならではの発想と話術が痛快。豪華俳優陣の怪演や脱線ぶりも見物。

■LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
ドライなユーモアの持ち主にはツボ! セリフにある台本を読んだくだりのリアルさと完全フィクションのゾンビたちのバランスが絶妙。そして役者の豪華さに驚き。過去の役の遊びも、その名優たちの新たな顔も見られた!

■わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
始まりはワクワクして観ていたのだが、段々と気持ちが冷めていく。ヴァンパイアの時と違って、監督がゾンビにはあまり興味はないのかと思ってしまう。芸達者な俳優陣なので気楽なコメディーとしてなら嫌いにはなれない。

(構成/長沢明[+code])

週刊朝日  2020年4月10日号


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