クイズ番組界の「やすらぎの郷」? 往年の芸能人が珍回答も (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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クイズ番組界の「やすらぎの郷」? 往年の芸能人が珍回答も

連載「てれてれテレビ」

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カトリーヌあやこ週刊朝日#カトリーヌあやこ
カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など

カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など

イラスト/カトリーヌあやこ

イラスト/カトリーヌあやこ

 脳トレ的クイズから、昭和のヒット曲やCM、人気商品などの懐かしネタまで。

 そもそもまったく関係ないことを答えたりするフリーダムな「やすらぎ」ゲストを、なんとか答えに導こうとするMC・岡田のたたずまいがいつもやさしい。

 時におじいちゃんの暴走が過ぎると「ピッピッ!」とホイッスルを吹いて止める姿、まるで牧羊犬よ。

 その傍らでこけしのような笑顔を浮かべた「人間ジュークボックス」こと川野良子アナが、静かに昭和歌謡を口ずさむ午前4時。

「バファリンの半分はやさしさでできている」ってCM見た時は「うそー」と思ったけど、この番組の半分以上は確実にやさしさでできている、きっと。

 この再放送が終わった直後、すかさず「めざましテレビ」の予告が始まる。その日の最新トピックが次々に流れ、飛び込んでくる「IOC、東京五輪延期」のテロップ。さっきまでイントロクイズで、渡哲也の「くちなしの花」なんて言っていたのに。

 身体だけ令和にいるけれど、脳は昭和に置いていかれたような不思議な瞬間。夜明け前のテレビの狭間(はざま)にポッカリと時空間のゆがみが開いている。

週刊朝日  2020年4月10日号


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カトリーヌあやこ

カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など。

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