オカダ・カズチカ/1987年、愛知県生まれ。中学卒業後に、メキシコへ渡り、プロレススクール「闘龍門」へ入門。2004年、メキシコでプロレスデビュー。07年8月、新日本プロレスへ移籍。アメリカでの武者修行を経て、12年1月に凱旋帰国。以降、華麗な戦歴を重ねる。自らをレインメーカーと称し、入場の際の自身の顔が刷られた紙幣が舞うシーンは大人気。3月4~21日、NEW JAPAN CUP 2020に出場予定。(COVER STAFF 撮影/木村哲夫、ヘアメイク/田中タカヒロ、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO)
オカダ・カズチカ/1987年、愛知県生まれ。中学卒業後に、メキシコへ渡り、プロレススクール「闘龍門」へ入門。2004年、メキシコでプロレスデビュー。07年8月、新日本プロレスへ移籍。アメリカでの武者修行を経て、12年1月に凱旋帰国。以降、華麗な戦歴を重ねる。自らをレインメーカーと称し、入場の際の自身の顔が刷られた紙幣が舞うシーンは大人気。3月4~21日、NEW JAPAN CUP 2020に出場予定。(COVER STAFF 撮影/木村哲夫、ヘアメイク/田中タカヒロ、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO)

 近年、「プ女子」と呼ばれるプロレスファンの女性が増えている。そのプ女子からも熱狂的な支持を受けるオカダ・カズチカ。モデルのように小さい顔(でも首は太い)と長い手足、そして、美しい筋肉が魅力だ。撮影中も、カメラマンの要求に即座に反応し、「ここ、持ち上げましょうか」と左の大胸筋をぐっと浮き上がらせた。

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「プロレスは肉体もエンターテインメントの一部。僕もプロレスラーの太い腕を見て、こうなりたいと思ってトレーニングに励みました」

 筋肉のみならず、強気な発言やパフォーマンスも、人気の秘密だ。

「自然に浮かんだ言葉をそのまま出すようにしています。考え抜いた台詞が観客に必ず響くかっていうと、そうではないと思うんです」

 人気絶頂の今、これから目指すところは? 「もっとたくさんの人に、とにかく会場に来てもらいたいです。プロレスって、レスラー一人ひとりの人生そのものなんです。40歳を超えても頑張っている人、いきなりスターになる人、いろいろある。見る人の人生とリンクするところが必ずある。そこを見てほしい。『この人』っていうレスラーが絶対に見つかると思うので」

(本誌・工藤早春)

週刊朝日  2020年2月21日号