タラレバの話はさておき、川口の演技はどうだったか。登場は乗馬のシーンだった。

「川口さんは、時代劇に初挑戦という新鮮さがありましたね。彼女は24歳という年齢にしてはフレッシュ。ヘタをすると、女子高生みたいにも見える。かわいさ、温かさという魅力はあっても、どうしてもお嬢さんのイメージが抜けない。強い女のセリフと川口さんのたたずまいのギャップを感じました」(同)

 と、辛口。だが、こうエールも送った。

「川口さんは火中の栗を拾った功労者。こんな状況の中で引き受けるのはプレッシャーもあったと思うし、このドラマの中で、初々しい演技がどう変わっていくのかが楽しみ。この大河は、女優・川口春奈の成長物語でもあると思っています」(同)

 今年は仕事が充実しそうな川口。民放のテレビ局員は、川口の私生活についてこう話す。

「わりと開けっぴろげな性格で、インスタにすっぴんの写真を載せたりして、すごいアクセスをとるのでも知られてます。インスタ力では、沢尻被告よりも上ですね。熱愛報道が出た格闘家とは、昨年末、彼が試合で勝って、川口は泣きそうになって喜んでいました。順調なようですよ」(テレビ局員)

 川口にとっては、福が転がりこんで来たことになるか。

(本誌・上田耕司)

※週刊朝日オンライン限定記事

著者プロフィールを見る
上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

上田耕司の記事一覧はこちら