「わからない」を前提にするとうまくいく? 帯津医師の“良き老い” (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

「わからない」を前提にするとうまくいく? 帯津医師の“良き老い”

連載「ナイス・エイジングのすすめ」

このエントリーをはてなブックマークに追加
帯津良一週刊朝日#帯津良一
帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

人智学を創始した哲学者・教育者のルドルフ・シュタイナー (c)朝日新聞社

人智学を創始した哲学者・教育者のルドルフ・シュタイナー (c)朝日新聞社

 人生も後半になるまで生きてくると、誰でもいくつか不思議な体験をするのではないでしょうか。私にもそういう経験があります。

 一つは1994年8月に米国アリゾナ砂漠のホピ族を訪ねたときのことです。長老に招待されて「ホピの予言」を見せてもらいに行ったのです。予言は小さな谷に置かれた岩に刻まれていました。それを写真に撮ろうとしたのですが、シャッターがおりません。同行した人のカメラを借りてみたのですが、やはりおりないのです。その場を離れた後は、普通に撮影できました。

 もう一つの不思議は96年2月、英国にスピリチュアル・ヒーリングの研修に行ったときのことです。キャンバリーという街の古めかしい館に3日間、滞在しました。

 そこで、やさしい眼差しの人物が私の目の前を通り会釈しました。その人物は毎日、私に会釈してくれるのです。そのまま帰国し、本屋で人智学の本を開いたら、その人物の写真がありました。それは、故ルドルフ・シュタイナーの写真だったのです。

 私はそういう不思議を何かの間違いだろうと、頭から否定することはしません。あってもおかしくないと思うようにしているのです。わからないこと、不思議なことを受け入れると、世界が広がります。是非あなたも、もっと世界を広げてみてください。

週刊朝日  2019年12月27日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

帯津良一

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など著書多数。本誌連載をまとめた「ボケないヒント」(祥伝社黄金文庫)が発売中

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい