LINEを狙うソフトバンク 孫正義“捨て身”の囲い込み戦略 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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LINEを狙うソフトバンク 孫正義“捨て身”の囲い込み戦略

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小島清利週刊朝日
ソフトバンクグループの2019年9月中間決算が赤字になったことを説明する孫正義会長兼社長 (c)朝日新聞社

ソフトバンクグループの2019年9月中間決算が赤字になったことを説明する孫正義会長兼社長 (c)朝日新聞社

 ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長が大きな勝負に出た。無料通信アプリ大手「LINE(ライン)」の約8千万人ものユーザーを一気に手に入れようとしたのだ。

 SBGは米企業への投資に失敗し赤字に陥って、市場の期待を裏切ったばかり。国内SNSで最大の利用者数を誇るLINEを取り込み、ネット市場の覇権を握る戦略だ。

 具体的には、SBG傘下のZホールディングス(ZHD、旧ヤフー)と、LINEを経営統合させようとしている。LINEの企業価値を示す時価総額は1兆円を超えており、巨大企業を取り込むことはリスクも大きい。孫会長にとっては投資家の信頼を取り戻すための捨て身の戦略だが、経営統合でSBGが窮地を脱すると考える市場関係者は少数派だ。

 ネット業界に詳しい金融関係者は、日本では企業間競争が激しく、覇権を握るのは簡単ではないという。

「ネットサービスが乱立していて、米国や中国の企業のように大きな利益を生み出しにくい。統合できたとしても、新しいサービスへの研究開発投資は限られてしまうでしょう」


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