おもしろい人生に昼寝は大事? 95歳の賢人が説く「5つのヒント」 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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おもしろい人生に昼寝は大事? 95歳の賢人が説く「5つのヒント」

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大崎百紀週刊朝日
写真はイメージです (撮影/堀井正明)

写真はイメージです (撮影/堀井正明)

──急ぐために、昼寝をするのですね。

 そうすれば、自分のリズムが生まれてきます。一日一日の時間が、もってこいの練習時間になる。生きるにつれ、自分の頭ができてくる。その頭で世間を見れば、他人にふり回されなくなります。自分の人生は自分のもの。他人の人生を生きる必要はありません。

──自分の頭ができてくるとは?

 昼寝をしながら考えてみれば、本当に自分が共鳴できること、自分の波長に合ったメッセージを発見できるんです。頭の中で、自家製の新しい辞書をつくるような感覚で実践すると楽しいですよ。新聞も読みようによっては、人生学校のテキストになります。週刊朝日を読んでいらっしゃる方なら、朝日新聞も長年購読されていると思います。とにかく全ページ、意識して読んでみてください。わからないところも読む。これ、かなり、苦行ですよ(笑)。記事のどれか一つは、必ず最後まで読み切る。手を動かしたくなったら、切り抜く。袋に入れておくだけでもいい。読んだ、という目に見える成果が生まれますからね。興味がなくても、わからなくても、遠いニュースでも、読む。そうすると、早い人なら1週間ぐらいで、モノの見方が少し変わってきます。

──新聞から自分の思考・頭が見えてくる?

 自分が何を「おもしろい」と思うか、今までよりハッキリしてくる。これが、授業や試験のない、自由時間を生きる大人の醍醐味です。こうして独自の老人ができあがる。朗らかな老人であれば、なおさらいいですね(笑)。

──それが老いの秘訣?

 老人が自分の頭で考えて活力をもち、元気にその日を過ごすことができれば、それだけで大きな社会貢献です。今は、医療が発達して、高齢を迎えることが可能になった時代。いにしえの人々が、さぞ憧れた世の中でしょう。そこに我々はいるんです。くよくよしないこと。そして、恐れないこと。今日という日は、全人類誰にとっても前人未到の一日なのですから。

 外山さんが『老いの練習帳』にまとめた47の日常作法から5つを選び、外山さんの解説付きで紹介します。


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