れいわ躍進、左派ポピュリズムの日本版 N国も無視できず (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

れいわ躍進、左派ポピュリズムの日本版 N国も無視できず

このエントリーをはてなブックマークに追加
亀井洋志週刊朝日
当選確実の報を聞いて喜ぶ山本太郎氏(右)、木村英子氏(撮影/多田敏男)

当選確実の報を聞いて喜ぶ山本太郎氏(右)、木村英子氏(撮影/多田敏男)

 自民党は9議席減で単独過半数を失い、17議席を獲得した立憲民主党も事前に予想されたほど伸びなかった。国民民主党や共産党も議席を減らし、勝者なき参院選だったと言える。

 野党が失速するなか、躍進したのが山本太郎代表率いる「れいわ新選組」だ。比例区で約228万票(得票率4.55%)を集め、2議席を獲得。4月の旗揚げから3カ月余りで迎えた参院選で、法律上の政党要件を満たした。れいわが支持を集めた理由を、政治学者で法政大学教授の山口二郎氏はこう分析する。

「山本さんは消費増税反対ではなく、もう一歩踏み込んで『消費税廃止』を公約にした。その徹底した主張が受けたのでしょう。既成の政党が非正規労働者など困っている人たちの声を代表しきれていないという不満が鬱積しています。れいわの躍進は欧米で台頭している左派ポピュリズムの日本版とも言える現象だと思います」

 山本氏は比例で約99万票の個人票を得ながら議席を失ったが、優先的に当選させる「特定枠」に登録した2人を国会に送り込んだ。当選した舩後靖彦氏と木村英子氏は、身体に重い障がいを抱える。障がい者が国会議員になることの意義について、政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう語る。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい