危ない食品の主なリストと見分け方(1/3) ※渡辺雄二氏の『OK食品 NG食品 どちらを食べますか?』(WAVE出版)、『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』(だいわ文庫)などをもとに編集部で作成 (週刊朝日2019年7月26日号より)
危ない食品の主なリストと見分け方(1/3) ※渡辺雄二氏の『OK食品 NG食品 どちらを食べますか?』(WAVE出版)、『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』(だいわ文庫)などをもとに編集部で作成 (週刊朝日2019年7月26日号より)
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危ない食品の主なリストと見分け方(2/3) ※渡辺雄二氏の『OK食品 NG食品 どちらを食べますか?』(WAVE出版)、『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』(だいわ文庫)などをもとに編集部で作成 (週刊朝日2019年7月26日号より)
危ない食品の主なリストと見分け方(2/3) ※渡辺雄二氏の『OK食品 NG食品 どちらを食べますか?』(WAVE出版)、『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』(だいわ文庫)などをもとに編集部で作成 (週刊朝日2019年7月26日号より)
危ない食品の主なリストと見分け方(3/3) ※渡辺雄二氏の『OK食品 NG食品 どちらを食べますか?』(WAVE出版)、『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』(だいわ文庫)などをもとに編集部で作成 (週刊朝日2019年7月26日号より)
危ない食品の主なリストと見分け方(3/3) ※渡辺雄二氏の『OK食品 NG食品 どちらを食べますか?』(WAVE出版)、『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』(だいわ文庫)などをもとに編集部で作成 (週刊朝日2019年7月26日号より)

 スーパーやコンビニで売られているさまざまな食品。ラベルを見ると、甘味料や発色剤、保存料などとして難しそうな添加物の名前が並ぶ。現在、日本で認められている食品添加物は約1500種類に上る。中には発がん性の疑いや安全性への懸念が指摘されているものも含まれる。“危ない食品”から身を守るためにはどうすべきか。表示のポイントなど、見分け方を紹介しよう。

【危ない食品の主なリストと見分け方の続きはこちら】

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 スーパーやコンビニで食品を買うときに、表示ラベルを見たことがあるだろうか。ハムやハンバーグ、カレーや缶詰などさまざまな加工食品があるが、肉や小麦粉、砂糖といった原材料(食材)とともに、食品添加物の名前が記されている。

 2015年に施行された食品表示法で、原材料と食品添加物が区別されるようになった。加工食品については経過措置の期間中だが、来年4月からは完全実施される。大半の加工食品では、「調味料(アミノ酸等)」「酸化防止剤(ビタミンC)」などと、添加物がすでに記載されている。

 認められている添加物は約1500種類あり、用途も幅広い。安全性の高いものばかりではなく、動物実験などで発がん性の疑いが指摘されているものもある。消費者としては表示をよく見て、“危ない食品”を見分ける必要があるのだ。

 だが、見分けるといっても添加物の種類は多いし、名前もなじみが薄い。記載方法も消費者にはわかりにくいものだ。香料や酸味料、乳化剤などは一括表示され、何が含まれているのか見当がつかないケースも目立つ。

 消費者庁では専門家の検討会を開いて、表示のあり方を議論しているが、食品をつくる企業側は規制強化に反発している。行政も業界団体などに配慮し、抜本的な規制強化には及び腰だ。ならば、私たち消費者が自衛するしかない。今回は添加物の中でもよく使われ、注意すべきものについて見ていこう。

『OK食品 NG食品 どちらを食べますか?』(WAVE出版)の著者で、科学ジャーナリストの渡辺雄二さんはこう解説する。

「食品添加物の中でも問題があるのは、石油製品などを原料にして人工的に作った化学合成添加物です。体の中に入っても分解されにくく、体内を巡ります。長い時間をかけて肝臓や腎臓にダメージを与えたり、遺伝子を傷つけてがんの要因になったりしているのです」

「ハム、ウィンナーソーセージ」の項目にあるように、発色剤として亜硝酸Na(ナトリウム)が使われているものがある。肉をきれいな色に保ち、腐りにくくする効果がある。亜硝酸Naは危険性が指摘され続けている。

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