「ラスト爽快」「少し物足りない」…映画「記者たち」の評価は?

週刊朝日
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「記者たち 衝撃と畏怖の真実」が3月29日から全国公開される。「スタンド・バイ・ミー」などヒット作を世に送り出してきたロブ・ライナー監督の渾身の作品。出演はほかにミラ・ジョボビッチ、ジェシカ・ビールが記者たちの恋人や妻を演じる。日本語の字幕監修には池上彰氏の名前も。

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 2002年、ブッシュ大統領は「大量破壊兵器保持」を理由にイラク侵攻に踏み切ろうとしていた。新聞社ナイト・リッダーのワシントン支局長ウォルコット(ロブ・ライナー)は、部下のランデー(ウディ・ハレルソン)とストロベル(ジェームズ・マースデン)、そして元従軍記者でジャーナリストのギャロウェイ(トミー・リー・ジョーンズ)に取材を指示する。しかし大量破壊兵器は見つからず、やがて政府の捏造・情報操作であることを突き止める。

 真実を伝えるために批判記事を世に送り出していく4人だったが、大手新聞は政府の方針を追認。かつてないほど愛国心が高まっていた世間の潮流の中で、ナイト・リッダーは孤立を深めていく――。

 本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
監督自らの出陣で作り手側の意気込みが見て取れるが、大新聞に打ち勝った弱小新聞の心意気に胸がすくほどの快感がないのはなぜ? 俳優陣に華がないのか、ドラマが平板で山場がないせいなのか? 少し物足りないかも。

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