パワハラ告発の宮川選手に反省文で露呈した体操協会の時代錯誤 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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パワハラ告発の宮川選手に反省文で露呈した体操協会の時代錯誤

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工藤早春週刊朝日
任期満了までは結局辞めない塚原夫妻 (c)朝日新聞社

任期満了までは結局辞めない塚原夫妻 (c)朝日新聞社

宮川紗江選手 (c)朝日新聞社

宮川紗江選手 (c)朝日新聞社

 リオ五輪体操女子代表の宮川紗江選手(19)が昨年、塚原千恵子・日本体操協会女子強化本部長(71)からパワハラを受けたと告発した問題の結末は、不可思議なものだった。

 協会は3月9日、千恵子氏の名誉を傷つけたとして宮川選手に「反省文」の提出を求め、「パワハラではなかった」と第三者委員会が認定した夫妻の処分は見送り。

【反省文を提出した宮川選手】

 反省文を既に提出した宮川選手は、練習に打ち込んでいるというが、いくらなんでも「弱い者いじめ」が過ぎないだろうか。労働問題を多数抱える佐渡島啓弁護士に見解を聞いた。

「告発記者会見での発言についてだけならともかく、もし告発したこと自体について、多少なりとも反省させるために文章を提出させたとしたら、話は別です。パワハラなのか、違うのか、個人の考えと、第三者委員会の考えが違っていただけのことですから」

 その上で、「パワハラではなかった」と認定した第三者委員会のメンバー選定について、佐渡島弁護士は「本当に両者にとって公平な判断ができる人を選んだのかどうか。そこが気になりますね」と指摘する。


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