山口紗弥加の“開きっぱなしの瞳孔”に注目 ドラマ「絶対主義」の見どころ (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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山口紗弥加の“開きっぱなしの瞳孔”に注目 ドラマ「絶対主義」の見どころ

連載「てれてれテレビ」

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カトリーヌあやこ週刊朝日#カトリーヌあやこ
カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など

カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など

イラスト/カトリーヌあやこ

イラスト/カトリーヌあやこ

 漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏が、ドラマ「絶対正義」(フジテレビ系 土曜23:40~)をウォッチした。

【今週のイラストはこちら】

*  *  *
 三大瞳孔開き気味女優。木村佳乃、水野美紀、そしてこの山口紗弥加なんである。3人共ちょっと面長。

口角は上がっていても、まったく彼女たちは笑っていない。なぜならその瞳孔はかっ開かれ、虚空を見つめているからだ。

「私が正してあげる」

 開きっぱなしの瞳孔で、高規範子(山口)は告げる。決して罪を許さない、何より正義を愛する女。なんせ名前の中に「規範」がある。

 高校時代から、彼女はそうだった。バス内で痴漢を発見すれば、即確保。廃屋で寒さをしのぐホームレスを目撃すれば、即通報。

 喫煙していた生徒を、説教した上で穏便に事を済ませようとした体育教師と警察官は、即マスコミに告発して懲戒解雇に追い込んだ。

 この範子の高校時代を演じる白石聖が、すごくいい。遠くに山々が見える地方都市。思春期の教室に漂うフワフワとした夢と不安。

 そんな中で、凜とした少女が振りかざす正義。それは、10代特有の純粋な残酷さにも見える。


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