蒙古タンメン辛旨ラーメン(撮影/写真部・小原雄輝)
蒙古タンメン辛旨ラーメン(撮影/写真部・小原雄輝)

 世は辛いものブーム。激辛商品の売り上げは、前年同月比30%増というデータも出ている。ただ辛いだけでなく、うまみのある辛さが求められているようだ。そこで激辛だけど、「うま~い!」料理を紹介する。

【写真特集】激辛だけど「うま~い!」料理をご紹介!

■蒙古タンメン中本「辛旨ラーメン」
激辛ラーメンの聖地・中本の辛~い、うま~いラーメンを食べてみた!
(辛さの指標は「蒙古タンメン中本」によるものです)

 すっかり定着した感のある激辛料理。ブームの火付け役にもなった蒙古タンメン中本には、開店前から行列ができている。看板メニューの蒙古タンメンを食してみると辛さの中にうまみがある。

 同店の広報担当によると「うちは辛さなしの塩タンメンから、激辛の北極ラーメンまで辛さに段階があり、さらにオリジナルの一味もあるので、自分流にアレンジして味わっていただけます」と。

 また、味噌タンメンなどは肉と野菜を炒めた後、別鍋で煮込んでいるので、甘みや深みが感じられるのが特徴。今の激辛ブームは辛さ+αが人気の秘密のようだ。

 自分好みの激辛を探して辛さの地獄? いや天国!を味わってほしい。

蒙古タンメン中本 渋谷店/東京都渋谷区道玄坂2‐6‐17 TOHOシネマズ渋谷B2F/TEL:03-3462-1236/営業時間:11:00~23:00 定休日:なし

■月世界の「黄辣醤(ファンラージャン)豆腐」
ソフトな見た目に惑わされないで! 黄色い唐辛子が舌を刺す

中国各地のさまざまな醤(ペースト状の調味料)を使った料理が味わえる店。海南島特産の黄色い唐辛子入り黄辣醤を使った一品で、マイルドそうに見えるが、一口目に突き刺さる辛さはまさに唐辛子。刻んだパクチーやネギがたくさん入っており、辛さのあとの爽やかさが印象的。スープのベースとなる鶏と豚の自家製コンソメスープのうまみもたっぷり。

月世界/東京都渋谷区道玄坂2ー26ー5 ひまわりビル1F/03-3770-2870/営業時間:18:00~24:00(L.O. 23:00)/定休日:日、第1月(12月中は営業)

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