“昆活マイスター”香川照之の夏~秋「昆虫」オススメ5選 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“昆活マイスター”香川照之の夏~秋「昆虫」オススメ5選

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永井貴子週刊朝日
香川照之さん (撮影/伊ヶ崎忍)

香川照之さん (撮影/伊ヶ崎忍)

 7月13日から国立科学博物館で特別展「昆虫」が始まった。同博物館では最大規模の開催となる。オフィシャルサポーターに就任した俳優・香川照之さんが、夏から秋にかけてオススメの昆虫5選を熱く語ります。

【昆虫たちの写真はこちら!】

*  *  *
 僕は生まれも育ちも東京でしたが、夏は親戚のいる静岡でセミやトンボといった昆虫に囲まれていました。見たこともないチョウがヒラヒラと飛ぶ絵図が衝撃的で、あっという間に昆虫に魅せられました。特に草むらでザワザワと動く昆虫を見つけるのが大好きでした。趣味のボクシング観戦しかり、動体視力が試される状況が好きなんです。いま何か動いた、という、目線とは違う全身の神経を研ぎ澄ませる感覚。それこそ、僕が常に行っている人間観察につながっていますし、俳優業においても、いい宝として備わっていきました。

 昆虫好きを公言したら、昆虫にかかわるお仕事が増え、国立科学博物館で始まった特別展「昆虫」で「昆活マイスター」としてオフィシャルサポーターの任まで拝命することに。昆虫愛の賜物なのか、うれしいことに縁は続きますね。

 ところでみなさん。飛んでいく昆虫は虫かごの中で観察するものだと思っているでしょう。でも、かごに入れたとたんに魅力は半減、色あせます。チョウは羽が破れて100%アウトです。飛ぶ姿に魅力が詰まっている昆虫を閉じ込めても、何もおもしろくない。「チョウが好き」とか「きれい」という感情と、飼う行為は、相反するわけです。

 セミやトンボも同じで、大自然の中でこそ、習性と生態を観察できるのです。

 その点を踏まえて、オススメしたい昆虫は次の5種類です。

■オニヤンマ(トンボ目オニヤンマ科)
 日本最大のトンボとして有名なオニヤンマは、雄が川べりの同じところをグルグルグルグルーと飛ぶんです。一生のほとんどをパトロールして終わるという、勤勉なパトロール体質。肉食だからか、その堂々たるボディーが飛ぶさまは、戦闘機のようで、「うわっ、オニヤンマだ」と胸が高鳴ります。僕の信条からすれば、飼うには適さないのですが、一番魅力的なヤツです。


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