「ヤンタン」1回目の収録の様子。3人の息の合ったトークに期待が高まる
「ヤンタン」1回目の収録の様子。3人の息の合ったトークに期待が高まる

「冬の稲妻」「チャンピオン」などのヒット曲で知られる、谷村新司・堀内孝雄・矢沢透による3人組フォークグループのアリス。4月6日からラジオのレギュラー番組がスタートする。メンバーが70歳になる2019年に、本格的な音楽活動を再開予定だが、それに先駆けるかたちだ。

 番組は、放送51年目をむかえた人気ワイド番組「MBSヤングタウン」(MBSラジオ)。「ヤンタン」の愛称で親しまれ、過去には桂三枝(現・桂文枝)、やしきたかじん、チャゲ&飛鳥、ダウンタウンなどの人気パーソナリティーが担当した。現在は土曜の明石家さんま、日曜の笑福亭鶴瓶の2枠だが、アリスとともに、金曜の平日枠が復活する。

 谷村は、かつて「ヤンタン」金曜のパーソナリティー担当で、31年ぶりの古巣への復帰。メンバー3人でのラジオのレギュラー番組は、1972年のデビュー以来初めて。1回目の収録を終えて行われた会見では、谷村は、3人でのトークが盛り上がりすぎたと明かし、「何十年たっても、あっという間に当時と同じ空気になります」と手ごたえを語った。

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