「華麗なる誘惑」では、主人公(チュ・サンウク)の少年時代の重要な部分を演じ、名演技と評されたナム・ジュヒョク。日本でもファンが急増中で、旬の俳優の一人だ(c)YG. All rights reserved.
「華麗なる誘惑」では、主人公(チュ・サンウク)の少年時代の重要な部分を演じ、名演技と評されたナム・ジュヒョク。日本でもファンが急増中で、旬の俳優の一人だ(c)YG. All rights reserved.

 韓流ドラマファンといえば、かつては中高年女性が中心だったが、最近では10~20代の若い女性も増えつつある。昨年はイ・ミンホ、チ・チャンウクなど主演級の人気俳優が次々に入隊したが、彼らの不在を埋めるように、魅力溢れる20代の俳優が続々と頭角を現してきたからだ。ルックスも実力も兼ね備えた若手4人を紹介する。

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 今、乗りに乗っているのが“韓国の坂口健太郎”こと、ナム・ジュヒョク(24)。元女子フィギュアスケート選手の村上佳菜子さんも彼のファンの一人で、1月放送の「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007 合体スペシャル」で「ナム・ジュヒョク愛」をアツく語っていた。

 武器の一つが、少女漫画から出てきたような長身で整った顔立ちという抜群のルックス。そのイケメンぶりは、世界でも認められており、米国の映画レビューサイト「TC Candler」が年末に発表する「最もハンサムな顔 100 2017」では23位にランクインされた。

 韓国最高のモデル事務所YG KPLUSに所属し、モデルデビューから1年で俳優に転身。2作目のドラマ「恋するジェネレーション」で主役級に抜てきされると、水泳シーンでは鍛え上げられた美体を披露する一方、子犬のように無邪気に笑い、見ている女性たちをキュンキュンさせた。「ハベクの新婦」では、人間界に降りてきた“神”役に挑戦。人間界のしきたりや仕組みに戸惑うキュートな姿と、神々しい銀髪姿で、再び女心を震わせた。

 韓流エンターテインメントライターの安部裕子さんは次のように語る。

「『チーズ・イン・ザ・トラップ』では、友達以上恋人未満の年上女性に子分扱いされるかわいい年下男役を好演。彼女の言うことなら何でも聞いてあげる優男が時折みせる男らしさに萌え萌え。一方、バラエティー番組ではいじられ役。優しく真面目な人柄に応援したくなります」

 衛星劇場のトーク番組「どっぷり韓国ドラマ」などにコメンテーターとして出演中のライターの高橋尚子さんはこう話す。

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