初場所は3横綱での幕開けとなったが、白鵬、稀勢の里の2横綱が途中休場。残る横綱は鶴竜一人になった。日馬富士による暴行の現場にいたことで、世間から厳しい視線を向けられた白鵬は初場所5日目で休場に追い込まれた。場所前から、白鵬の立ち合いのスタイルが批判を浴びた。ひじを曲げ、相手の胸に向けてぶちかます「かちあげ」が横綱らしくない、品格に欠けると言われた。汗をふかずに土俵に上がる「滑る汗」も卑怯だと批判された。
休場前に東京・銀座で行われた「白鵬を囲む会」では客席から「格闘技なんだから、勝ったらいいんだから」という声も飛んだ。
白鵬が休場したのは両足親指のケガ。立ち合いを修正しようとし、ケガにつながったのか。白鵬の友人の元モンゴル人力士は言う。
「ケガとは関係ない。白鵬はしっかりトレーニングして、意識を高めていた」
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