秋の3大欲を満たす! 日本の「文化財レストラン」4選 (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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秋の3大欲を満たす! 日本の「文化財レストラン」4選

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菊地武顕週刊朝日

小田原のだるま料理店。関東大震災後の大正15年に再建された(撮影/写真部・馬場岳人)

小田原のだるま料理店。関東大震災後の大正15年に再建された(撮影/写真部・馬場岳人)

 国の有形文化財に登録された美しい歴史的建造物のなかには、レストランとして営業を続けるものもある。文化の秋、食欲の秋、行楽の秋。この時期にふつふつと湧き上がる“欲”を満たすべく、知的好奇心を刺激し、おいしい食事を味わう旅に出かけてみよう。

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■豊漁だったブリの収益で建てた だるま料理店(小田原)

 小田原駅から徒歩で数分。突如現れる木造建築に圧倒される。

 唐破風造りの1階正面玄関の屋根、破風をふたつ重ねた壮麗な2階屋根(前頁)が印象的だ。よく見ると1階屋根の上には店名でもある達磨が置かれており、遊び心にも富んでいる。

 創業は明治26(1893)年。関東大震災で倒壊したため、大正15(1926)年に再建された。ブリの大漁による資金を惜しみなく投入し、檜・松・欅の良材を使用。裏通りに面した銅葺き屋根のついた黒塀も見事なので、裏にもお回りを。

 1階は気楽に入れる食堂。2階は座敷で、襖を外したうえで畳廊下を使えば、巨大な宴会場になる。天井が高いので、椅子席にしてもまったく圧迫感なしでくつろげる。

 地元で獲れた魚料理と特注のゴマ油100%で揚げた天ぷらが人気だ。

神奈川県小田原市本町2‐1‐30/営業時間:11:00~20:00L.O.*2階座敷は〜19:00最終入店。予約が望ましい/定休日:年始のみ


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