テレビも原因? 「キレる老人」にならないための習慣とは (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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テレビも原因? 「キレる老人」にならないための習慣とは

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赤根千鶴子週刊朝日#ヘルス
和田秀樹(わだ・ひでき)/1960年生まれ。精神科医。和田秀樹こころと体のクリニック院長。著書に『一生ボケない脳をつくる77の習慣』『感情的にならない気持ちの整理術(ハンディ版)』(共にディスカヴァー・トゥエンティワン)

和田秀樹(わだ・ひでき)/1960年生まれ。精神科医。和田秀樹こころと体のクリニック院長。著書に『一生ボケない脳をつくる77の習慣』『感情的にならない気持ちの整理術(ハンディ版)』(共にディスカヴァー・トゥエンティワン)

冴えた脳をキープするためには、一日の行動ノートを毎日書くのが一番!(出典・『定年認知症にならない 脳が冴える新17の習慣』著・築山節〈集英社〉)(週刊朝日 2017年11月24日号より)

冴えた脳をキープするためには、一日の行動ノートを毎日書くのが一番!(出典・『定年認知症にならない 脳が冴える新17の習慣』著・築山節〈集英社〉)(週刊朝日 2017年11月24日号より)

 理性の中枢が衰え、生命の中枢の働きも低下し生まれる「オールドボンバー」=「老爆」。できることなら、そうはなりたくないもの。

【冴えた脳をキープするためにオススメ!「一日の行動ノート」はこちら】

 では、ブチ切れ老爆にならないためには、どんなことに気をつけて暮らしていけばいいのだろうか。

「まず身体機能を正常に保ち、生命の中枢(第一層)=脳幹に負担のかからない生活を心がけることです。毎日の睡眠時間はきちんと確保しましょう」

 と、脳神経外科専門医の築山節さん。築山さんは今まで1万人以上の、脳の病気の患者の診察治療に携わってきた。

 そして次に大切なのは、規則正しい生活リズムにのっとって暮らすことだ。

「生活リズムを崩すと、その崩れたところから感情が崩れてくるものです。何歳になっても、朝起きる時間、夜眠る時間は一定にしたほうがいいですね。決められた時間の中で、余裕を持って行動することも大事です。今の時代、定年してからも働く方が多いと思いますが、日々たくさんの仕事を抱えたりしないことです。若いときと同じように仕事しようとしても、体力が違うのです。それを無理していろいろ考えようとするから『もういい加減にしろよ』という気持ちが湧いてきて、キレてしまう。定年後は、一日にこなす仕事は三つくらい。そのくらいの気持ちで、生きていきましょう」

 また、社会性を失わないために理性の中枢(第三層)=大脳新皮質を鍛えていくことも必要だ。

「感情の中枢(第二層)=大脳辺縁系をうまくコントロールするには、大脳新皮質の力が必要です。大脳辺縁系の異常興奮に対しては、大脳新皮質の一部である前頭葉を活性化することでその興奮を抑えることができることがわかっています」

 では大脳辺縁系を制御できる前頭葉の活性化には、どんなことをすればいいのか。一番いいのは瞑想や座禅、マインドフルネスなど、「今、この場だけを感じる」トレーニングだ。


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