ネコの本能にハッとした! 岩合光昭「世界ネコ歩き」が映画に (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ネコの本能にハッとした! 岩合光昭「世界ネコ歩き」が映画に

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伏見美雪週刊朝日#ねこ#岩合光昭
(c)Iwago Photographic Office

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 NHK BSプレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」が、テレビ画面を飛び出して大スクリーンに! 津軽のリンゴ農園で生まれたコトラの子猫たちをめぐる1年を中心に、海外6カ国の猫を追った劇場版。21日の公開を前に、岩合さんに番組づくりの裏話や撮影で意識していること、そして猫を撮る思いについて明かしてもらった。

*  *  *
──映画化の話はいつから進んでいたのですか。

 2016年の春です。NHKを通じて、映画会社から打診がありました。僕たちの画面づくりは、画面構成などがもともと映画仕立てなので問題ないと思いましたが、テレビ用のカメラで撮影しているので、画質が映画館の大スクリーンに耐えうるかどうかが不安でした。すぐにテストをして大丈夫だとわかり、胸をなで下ろしました。

──津軽のコトラ一家を中心に据えるというのは、映画会社からの提案ですか。

 いえ、ディレクターと相談しました。世界各国の猫たちをオムニバス形式にするだけでは、わざわざお客さまが映画館に足を運んではくださらないだろうから、一本柱が欲しいなと考えて、最も長い期間撮影した津軽に決めました。

──映画にはオムニバス部分も残されていますね。

 劇場版世界ネコ歩きだからね、世界に行かないと(笑)。でもね、世界のパートがあることで、観ている方の気持ちも、かえって津軽の猫たちに入り込んでくれるんじゃないかという思いもあったんです。それで、今年7月、追加撮影のために津軽を訪れました。追加分は、観てくださる方の心情を意識して撮っています。

──はい、冒頭の場面と重なって、ジーンときました。

 不思議ですよね、カメラって。撮っている人がジーンとしていないと、観る人も絶対にジーンとしてくれないんですよね。

──撮影中に岩合さんが猫たちにかけている声が、観ている私たちの気持ちと重なるなと感じます。

 たとえばリッキー(コトラの子)を撮りながら、僕自身が、ファインダーが涙で曇るんじゃないかと思ったくらい感動していましたからね。


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