内田春菊大腸がん闘病記 「私、人工肛門になっちゃった」 (3/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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内田春菊大腸がん闘病記 「私、人工肛門になっちゃった」

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週刊朝日

内田春菊(うちだ・しゅんぎく)/漫画家、小説家。代表作に漫画『南くんの恋人』。小説『ファザーファッカー』で直木賞候補、『キオミ』で芥川賞候補。俳優、ミュージシャンとしても幅広く活躍している

内田春菊(うちだ・しゅんぎく)/漫画家、小説家。代表作に漫画『南くんの恋人』。小説『ファザーファッカー』で直木賞候補、『キオミ』で芥川賞候補。俳優、ミュージシャンとしても幅広く活躍している

 結果的に、抗がん剤はよく効き、腫瘍も小さくなった。それでも、専門医は「肛門を残すのは危険」と判断。位置が依然として肛門から近い場所だったためだ。手術3日前に入院した日、内田さんは、主治医の説明を聞きながら「私ってがんなんだ」とあらためて思ったが、同席していた次女がすぐさまこう言った。

「かあちゃんが変わるわけじゃないから」

 がんは喜ばしいことではないけれど、家族の存在に感動した一コマだった。

 手術は順調に進み、予定より大幅に短い3時間半で終了。麻酔から覚めたとき、自分の体に変化が起こっている感覚はあった。

「ああ、私、本当に人工肛門になっちゃったんだ……」

「『例えば、セックスできるか』 大腸がんで変わった内田春菊の本音」へつづく

週刊朝日  2017年9月15日号より抜粋


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