「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」に専門家4人の評価は? (※写真はイメージ)
「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」に専門家4人の評価は? (※写真はイメージ)

 2003年にセンセーションを起こし、ジョニー・デップをアカデミー賞主演男優賞ノミネートに送り込んだシリーズの5作目「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」。4作目には出演しなかったオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが復帰するのも話題だ。

 カリブ海。孤高の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の過去を知る最恐の敵、海の死神=サラザール(ハビエル・バルデム)が解き放たれた時、海賊絶滅が始まった。ジャックがサラザールの復讐から逃れる方法はただ一つ――伝説の秘宝〈ポセイドンの槍〉を手に入れること。

 かつてジャックと冒険を共にしたウィル(オーランド・ブルーム)とその息子ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)、孤独な天文学者カリーナ(カヤ・スコデラリオ)、宿敵バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)など、さまざまな運命が交差する中、最後に宝を手に入れるのは誰か? そしてジャックと死神の決戦の行方は? すべての謎が明かされる最後の冒険が始まる――。

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:なかなかGOOD!
デタラメ男の海賊ジョニー。不気味な亡霊オーリー。実はあの子のパパ(⁉)の船長ジェフリー。それぞれに傲慢・怪演が楽しいベテランの出演はこれが最後? 世代交代の様相が見え見え。次世代俳優が弱いけど十分楽しい。

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