今治市がたった一日で即決した96億の補助金 安倍首相が会見でスルーした加計疑惑が再燃 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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今治市がたった一日で即決した96億の補助金 安倍首相が会見でスルーした加計疑惑が再燃

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今西憲之週刊朝日#加計学園#安倍政権
今治市大学立地事業費補助金交付決定通知書(写真:筆者撮影)

今治市大学立地事業費補助金交付決定通知書(写真:筆者撮影)

 これほど大きな事業、巨額な金額を支出するのに、たった1日ですべてが完結している。通常の「お役所仕事」では考えられない手際の良さだ。

 一方、加計学園が申請した補助金。その<要綱>には補助金事業は<原則として競争入札>とされている。獣医学部の建設工事現場に張り出されていた設計者のSID創研は加計学園のグループ企業。建築を請け負ったアイサワ工業は、自民党・岡山1区の逢沢一郎衆院議員の従兄が経営している会社だ。

 また地元住民たちが建設費が高いとして加計学園に対し、たびたび大学の建築、設計に関する図面などの書類を公開するように求めているが、オープンになっていない。

「本当にきちんと入札が行われたのか、疑問」(前出の市民団体)

「県や市は当初、補助金は64億円が上限としていた。それがフタを開けてみれば、合併特例債など別財源で約30億円も上乗せしている。加計学園が千葉県銚子市に千葉科学大学を数年前、設立した際も、銚子市は約80億円を投じたあげく、財政破綻寸前まで追い詰められました。今治も二の舞いになるのではないか」(市議会関係者)

 加計疑惑はまだまだ燻りそうだ。(ジャーナリスト・今西憲之)

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