ドラマ「あなそれ」 主演の波瑠もビビるゲス不倫度 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ドラマ「あなそれ」 主演の波瑠もビビるゲス不倫度

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日
主人公の美都役の波瑠(右)/美都の夫、涼太役の東出昌大 (c)朝日新聞社

主人公の美都役の波瑠(右)/美都の夫、涼太役の東出昌大 (c)朝日新聞社

 NHK連続テレビ小説の元ヒロイン波瑠がゲス不倫に走り、元助演俳優の東出昌大が「冬彦さん」ばりの怪演を見せる「あなたのことはそれほど」(TBS系)が話題だ。

 主人公の美都(みつ)役の波瑠は、占師に「2番目に好きな人と結婚したほうがいい」と言われ、なんとなくの相手と結婚した。だが美都は、再会した中学時代の同級生とサックリと不倫旅行に行き、ホテルで密会する。不倫相手の鈴木伸之演じる有島も、いま妻に子どもが生まれた、とサラリと旅行から戻って、出産祝いの封筒から不倫デート代を抜き取る“ゲス男”。

 美都の夫の涼太を演じる東出は、浮気を知りながらも、笑顔で妻と不倫男をネットリと追い詰めるストーカー男。

 コラムニストのペリー荻野さんが言う。

「いい人が誰もいないうえに、みんな、どこかズレてる」

 波瑠と鈴木のクズっぷりに「ゲスすぎる」とネット上で批判が殺到。予想を超えた反応に驚いたのか、「ゲス不倫カップル」はブログで次々と役柄を否定した。

 美都と有島がLINEで涼太を「柴犬君」と呼んで笑いものにする第3話が放送された翌5月3日に、波瑠は自身のブログで、

<私は美都には共感できないけど、毎日やらなきゃ仕方ない>

 と書き込んだ。

 鈴木も、涼太の反撃が始まった第4話放送の翌日、やはりブログで

<ただ個人的に有島は…天罰がくだって欲しい(笑)>

 とつづった。

 これまで放送された第6回までの視聴率は10%前後。「ドラマは2桁に届けば合格圏と言われるなかではそこそこの成績」(芸能評論家の三杉武氏)だ。

 では、あまたある不倫ドラマと何が違うのか。

 前出のペリー荻野さんは、不倫の王道、昼ドラウォッチャーでもある。

「不倫ドラマといえば、嫉妬と罪悪感とエロスが入り乱れるのが常識。でも、おしゃれで可愛い美都がケロリと不倫し、イケメンの不倫男が妻にバレるからヤバいと簡単に美都を切ろうとする。『あなそれ』はカラッカラに乾いている。私は人間関係イコール粘膜関係だと思っていますが、このドラマに体温や感情はゼロ。簡単に人とつながり、切れる、SNS社会を体現するようなドラマなのが、魅力なのかなと思います」

 東出の反撃にエンジンがかかるこれからの展開に目が離せない。

週刊朝日 2017年6月9日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい