「愛人じゃだめなの?」 渡辺えりの夫が結婚で親から言われた言葉 (3/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「愛人じゃだめなの?」 渡辺えりの夫が結婚で親から言われた言葉

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演劇という創作活動で戦い続ける渡辺えりさんと土屋良太さんは、世間の物差しでは測り切れない、強い絆で結ばれている。
(※イメージ)

演劇という創作活動で戦い続ける渡辺えりさんと土屋良太さんは、世間の物差しでは測り切れない、強い絆で結ばれている。 (※イメージ)

妻:別居したこともあるもんね。

夫:そうそう。アパートを借りて本格的に出ていった。1年ぐらいだったっけ。

妻:すぐ近所だったけどね。うちから椅子とか持ち出したでしょ。朝、起きてみたら椅子がないから「あらー?」(笑)。

夫:そうなんですよ。出ていったものの、飼い犬のことが気になっちゃって、ちょくちょく寄っては餌をやったり散歩させたりしてた。

妻:気が付いたら帰って来てたね。

夫:だって家のほうが居心地いいんだもの。

妻:もう離婚しようっていうのは、お互い何度もあったと思いますよ。結局、子供にも恵まれなかったし。でも、子供がいないから離婚、っていうのはおかしいでしょ!って思いなおして。

夫:創作活動を続けてるから、ここまでこられたと思いますね。芝居がなかったら、一緒に居なかったと思う。二人とも演劇が好きで、話が好きで、あれこれ語り合うのが本当に楽しい。

妻:私が彼の才能の芽を摘んでるって思う人がいるみたいで、心外なんですよ。力はあるんだから、どんなことにも挑戦して、どんどん活躍してほしい。それができる人なんだから!

夫:必死で芝居に取り組む、戦友ですね。今月は久しぶりに、一緒の舞台があって、楽しみです。

妻:この時代、いろんな価値観がめちゃくちゃじゃないですか。特に、福祉が行き渡ってない!って痛感するんです。だから今回の舞台は、日本で老いるとはどういうことか、友情とは何か、がテーマ。でも、ドタバタのコメディーなの。

夫:今回もえり子さんの家族がモデルになっていて、僕は彼女の弟の役どころ。

妻:いつだって自分の作る芝居だけは現実を追いたい、って思ってるんです。テレビや映画にも出ていて、なんで今さら小劇場なの?って言う人もいるけれど、自分たちにしかできない芝居がやりたい! そう思ったら、小劇場しかないんですよ。

夫:それが僕ら夫婦の絆でもありますしね。

週刊朝日 2017年2月3日号より抜粋


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