とんでもない設定にキャラ被り…織田裕二主演ドラマは出オチレベル? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

とんでもない設定にキャラ被り…織田裕二主演ドラマは出オチレベル?

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日#ドラマ
(c)カトリーヌあやこ

(c)カトリーヌあやこ



 あまりに口調が気になって、いろいろ見過ごしそうになったけど、まずキャラ設定がとんでもない。「貴族の末裔・法門寺家の長男のみに代々遺伝するIQ246。その異能を恐れられ、800年近く時の権力者から北鎌倉に存在を封じられてきた」主人公。事件は会議室で起きているんじゃない、北鎌倉で起きてるんだ! じゃなくて、800年前といえば鎌倉時代。あったのか、IQ。どうやって計測した。代々当主に仕える89代目執事はディーン・フジオカ。鎌倉時代にいたのは執事じゃなくて執権だろうバカヤロウコノヤロウ……と、いちいちツッコミどころ満載で、もう推理どころじゃない。

 沙羅駆の相棒役は、警察から派遣された護衛役・和藤奏子(わとうそうこ)=ワトソン子。演じるのは土屋太鳳だけど、キャラ的には、ほぼ「古畑任三郎」の今泉(西村雅彦)扱い。織田と共演している「イーデザイン損保」のCMの方が、扱いよさそうな気がしないでもない。

 そして、「沙羅駆の脳細胞のファンになった」という監察医・森本朋美(中谷美紀)。これは、英国BBCの人気ドラマ「シャーロック」に出てくる女性法医学者モリー(シャーロックに片思いしている)そのもの。と、思わせておいて、宿敵モリアーティ教授? 森本だからモリアーティってバレバレすぎだけど、沙羅駆が彼女に「おしおきだべ~(滝口順平調)」って言う場面、心待ちにしています。

週刊朝日 2016年11月4日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい