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みんな元暴力団関係者…“ヤメ暴”の受け入れ先「高倉組」がかっこいい!

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週刊朝日

一体、この男たちの正体は?(撮影/写真部・東川哲也)

一体、この男たちの正体は?(撮影/写真部・東川哲也)

「調子に乗ってるんじゃねぇ!」

 ビルの屋上に怒号が響き渡り、殴る蹴るの大乱闘! 一体、この男たちの正体は?

【写真特集 この男たちの正体は?】 

 西に闘争があればドス片手に殴り込みに行き、東に闇取引があれば高級外車で乗りつける──。東京都小金井市に事務所を置く高倉組は暴力団ではなくて、悪役専門の“総合商社”。悪役タレント約50人を擁するだけでなく、ヤクザ風衣装や現役彫り師によるタトゥーシール、小道具の手配から場面監修まで何でもこなす。

 組長の倉本宙雨(そう)さん(50)は元暴力団関係者の一人。「道を踏み外したけど人生を変えたい」と真剣に願う人を間近に見てきたことから、元暴力団員というキャリアを生かしつつ、社会復帰できる場として芸能事務所を作った。“ヤメ暴”などを受け入れている。

 20代の時、先輩に強引に暴力団に勧誘された龍一さん(37)は、「最後のチャンスと思って高倉組に入った。自分の演技で相手が喜んだり、面白がってくれたりするのがうれしい」と話す。

「うちはいわば“劇団ヤクザ”。自分たちも笑顔で、相手にも笑ってもらえる。そんな存在でいたい」

 と、倉本さん。高倉組の“仁義ある戦い”は始まったばかりだ。

週刊朝日  2016年9月9日号


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