田原総一朗「規制だらけの日本は『第4次産業革命』に対応できるのか」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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田原総一朗「規制だらけの日本は『第4次産業革命』に対応できるのか」

連載「ギロン堂」

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規制の多い日本は対応できないのでは?(※イメージ)

規制の多い日本は対応できないのでは?(※イメージ)

 技術の進歩により、人々の働き方も変わりつつある現在。ジャーナリストの田原総一朗氏は「規制の多い日本は対応できないのでは」と、危惧する。

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 政府は5月18日、「ニッポン一億総活躍プラン」なるものを発表した。現在約500兆円である国内総生産(GDP)を2020年ごろに600兆円に増やすというのだ。

 そのため、例えばインターネット・オブ・シングス(IoT)やビッグデータ、人工知能(AI)、ロボットなど第4次産業革命と総称される分野で20年までに30兆円の付加価値を創出することになっている。日本が勝てる可能性があると見られている健康医療、製造現場、自動走行などリアルな世界に絡むデータ分野で勝負をかけるというのだ。

 だが、目標の達成は決して容易ではない。例えば少し前まではゲームコンテンツの世界、具体的にいえばファミコンの任天堂やプレイステーションのソニー、Xboxのマイクロソフトなどはわが世の春を謳歌していた。おおいに稼いでいた。

 だが、情報端末や検索エンジンなどのプラットフォームをアップルやグーグルに握られ、「小作人化」(経済産業省の資料から)させられてしまっているのである。

 日本が強いとされている自動走行の分野でも、近い将来、自動車は無人運転になると見られている。つまりタクシーやトラックが運転手なしで走行することになるわけだ。


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