国はなぜ待機児童の数を隠す? 山尾議員が掲げる「問題解消三つのポイント」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

国はなぜ待機児童の数を隠す? 山尾議員が掲げる「問題解消三つのポイント」

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日
山尾志桜里政調会長(右)と田原総一朗氏(撮影/写真部・岡田晃奈)

山尾志桜里政調会長(右)と田原総一朗氏(撮影/写真部・岡田晃奈)

山尾:二つ目は、質を落とさず量を拡大しようとしたら、保育士の給与を上げるしかない。

田原:保育士の平均賃金は全産業平均より月約11万円安いんですよね。

山尾:ええ。これを5万円上げれば、手取りでようやく20万円に届くイメージです。民進党はもう法案を提出しています。

田原:一方、自民党はそれより少ない現状プラス2%、約6千円のアップを提示している。で、民進党の5万円なんて根拠がないと言っていますね。

山尾:保育士という仕事でやっていけるという一つのメッセージになれば、それが大きな根拠になると思います。国の予算で約2700億円かかる計算ですが、得られる効果は大きい。

田原:次の消費増税の際に導入される軽減税率の予算が約1兆円。これをやめたらできます。山尾さんもお子さんがいますね。

山尾:ええ。5歳の息子がいて保育園に預けていますが、政調会長になって寝顔しか見られない夜が多い。保育の当事者たちの話を聞いていても感じるのは、保護者にしかできない子育ても大切だということ。働く親にも子どもと過ごす時間がある社会が望ましい。そこで三つ目、長時間労働の規制や、きちんと休憩時間を確保する「勤務間インターバル規制」などを法案として提出しました。こうした政策のパッケージを考えています。

週刊朝日  2016年5月6-13日号より抜粋


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい