どうしたんだ?清志郎「ヒップホップ路線」に賛否両論/2005年2月9日のインタビューから

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忌野清志郎さん(写真:ベイビィズ提供)

忌野清志郎さん(写真:ベイビィズ提供)

 故・忌野清志郎さんが亡くなって7年。53歳だった2005年2月、名曲「雨あがりの夜空に」をセルフカバーしたシングルを発売する際のインタビュー記事を大幅に加筆・再編集してお届けします。

* * *

 どうしたんだ! HEY HEY BABY!……という声は相変わらずだが、いったい、しゃべってるのか、歌っているのか。忌野清志郎がデビュー35周年記念として発表した最新シングル「雨あがりの夜空に 35」は、実に悩ましい。

 日本のロックンロールを牽引してきた清志郎が、ヒップホップの人気グループ、ライムスターと組み、RCサクセション時代の名曲をセルフカバーした”問題作”だ。

 若者には大受けらしいが、往年のファンは、それこそ「どうしたんだ!」と頭を抱えている。清志郎は、ストレートなビート、R&B、ソウル、ほのぼのさせるバラードを神髄としてきた。ラップで歌われちゃ困る――と、ネットの書き込みを見ても、こんな反応が……。

「過去の名曲を、勢いのあるアーティストと今風にリメイクするなんて嫌い。清志郎、お前もか」
「何で今さらHIP HOPバージョンなんだ?」

そんな疑問に答えるべく、ご本人を訪ねた。

* * *

――僕は今、36歳なんですが……。
 ふんふん。

――ロックを探究してきた人間からするとですね……。
 ふんふん。

――このリズムってなんだ、と。
 なんだ、と(笑)。

――これまで例のなかった禁断のセルフカバー。それがなんでヒップホップなのか、コラボなのか、と……。
 ふんふん。

――釈明を求めたく(笑)。
 うーん。いやあ、どうなんすかねー。


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