35歳限界説はもう古い? 50代の「ミドル転職」が活況に (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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35歳限界説はもう古い? 50代の「ミドル転職」が活況に

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50代の「ミドル転職」が活況(※イメージ)

50代の「ミドル転職」が活況(※イメージ)

 大手電機メーカーの電気設計エンジニアとして30年以上働き、開発部長の役職についていたAさん。しかし54歳のとき役職定年制がスタート。55歳になると役職がなくなるため、考えた末、転職を決意。転職サイトに登録した。

「50代半ばの転職が簡単ではないことはわかっていたので、これまでのキャリアを評価してくれ、モノづくりを続けられる企業なら、勤務地にはこだわりませんでした」

 すると、近畿地方の機械メーカーから声がかかる。役員面接のあとすぐに社長と直接話をし、3日後には内定が出た。家探しや引っ越しは会社がサポートしてくれ、尽力してくれた。年収は200万円ほど下がったが、Aさんは不安を感じることなく単身赴任ライフを満喫。現在、商品開発に関わるすべてのマネジメントを任され、やりがいを感じる日々を過ごしている。

 Aさんのように、50代を迎えてから大企業を辞めて転職したり起業したりすることを考える人が増えている。Aさんが利用した会員制転職サイトを展開する「ビズリーチ」の取締役、多田洋祐さんは「かつて転職は『35歳限界説』が常識でしたが、ここ数年、40~50代のいわゆる『ミドル転職』が活況を呈しています」と話す。

 同サイトでは40、50代の新規登録者数が前年同月比で130%以上増となり、転職を考える人が増えていることがうかがえる。さらに、Aさんのように同サイト経由で転職に成功した人の半数を40、50代が占め、企業側も積極的にこの世代を採用していることがわかる。多田さんによれば、企業側と働く側、お互いのニーズが一致してきたことがミドル転職を後押ししているという。


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