推薦入試で見えた東大の“凋落ぶり” (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

推薦入試で見えた東大の“凋落ぶり”

このエントリーをはてなブックマークに追加
東大のブランド力が落ちている?

東大のブランド力が落ちている?

“最高学府”の東京大学が初めて導入した推薦入試の出願状況が公表された。

 後期日程を廃止し、10学部で推薦に切り替えた。新入生の約3%に当たる100人程度を募集し、173人が出願した。面接やセンター試験の結果などを踏まえ、来年2月に合否を決める。

 成績が優秀であるだけでなく、「とがった学生」を集めるのが狙い。駿台予備学校の石原賢一・進学情報センター長は言う。

「東大生は優秀ですが、今までの入試や教育システムの中では異彩を放つ学生はなかなか生まれません。推薦で特異な才能のある生徒を早期に見つけて育てようとしています。他大学はすでに推薦やAO入試などに乗り出し、東大もやっと動き出した印象です。どの大学も試行錯誤しながら毎年やっていくうちに期待する学生が入学するようになっていっています」

 だが、受験の仕組みに難点がある。各高校で男女1人ずつしか推薦できないため、仮に成績優秀な生徒が女子ばかりだったら人選に困る。推薦要件の一例として、「科学オリンピックで顕著な成績」「商品レベルのソフトウェア開発」などを挙げているが、これでは該当者が少なすぎる。

 そもそも推薦で「とがった学生」が得られるのか。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい