景気回復? ガソリン値上げ&定額制にする4つのメリット (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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景気回復? ガソリン値上げ&定額制にする4つのメリット

連載「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」

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ガソリンの値上げと定額販売にはメリットが?

ガソリンの値上げと定額販売にはメリットが?

 ピーク時から値下がりしているガソリン価格。国民にとっては支出が少なく助かるが、“伝説のディーラー”と呼ばれた藤巻健史氏は値上げと定額販売にすることで多くのメリットがあると主張する。いったい、どんな効果があるのか。

*  *  *
 中学・高校の同級生の関水和久東大大学院薬学系研究科教授から電話があった。

「ヨーグルトを開発して、市販を始めたから食べてくれる?」とのことだった。喜んでいただくことにしたのだが、関水君いわく「自宅に送るけど、住所って覚えている?」。

 えええ? 自慢じゃないが、私は家内の名前と自宅の住所は忘れたことがない。東大教授ともなると、とんでもない質問をするものだ。記憶をつかさどる頭の中はすべて研究対象に占められているのだろうか?

★   ★
「景気が良くなればインフレになる」のは事実だが、「インフレになれば景気が良くなる」かは疑問だ。もし、間違いなく「インフレになれば景気が良くなる」のなら景気回復など簡単だ。学費、公営交通機関、水道など政府・地方政府が管轄している料金のすべてを20%値上げすればいいのだ。インフレになるだろうから景気が良くなる理屈となる。もちろん、そんなことはありえず、景気は逆に悪くなるだろう。

 そうは言いつつも、私はガソリン代を大幅に値上げし、市況に関係なく定額にすべきだと思っている。とんでもない主張だとは思わないで頂きたい。私は学者の先生ではないのだから。

 ガソリン代をリーマンショック前のピークの1リットル=180円に固定する。現在のガソリン代が120円程度だとすると、その内訳は販売者が受け取る金額が66.2円で税金が53.8円(揮発油税48.6円、地方揮発油税5.2円)だ。1リットル=180円に値上げ後は販売者が受け取る金額が60円なら税金は120円、販売者が受け取る金額が50円なら税金は130円となる。

 すなわち「定額税金」から「変額税金」とするのだ。


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