室井佑月 安倍首相に「あの~、ヤンキー理論ではそうなのかもしれないが…」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月 安倍首相に「あの~、ヤンキー理論ではそうなのかもしれないが…」

連載「しがみつく女」

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国民に対してもっと説明を…

国民に対してもっと説明を…

 国会で最大の焦点となっていた安全保障関連法案が衆議院本会議で可決されたが、作家の室井佑月氏は国民に対して安倍首相はもっと説明をすべきという。

*  *  *
 安倍政権がよくわからん。

 毎日新聞が7月4、5日に実施した全国世論調査によると、9月27日まで延長した通常国会で安保法案を成立させる政府・与党方針に、賛成が28%、反対が61%だった。内閣不支持層では91%が反対だ。

 安保法制が今どうしてもこの国には必要で、なにがなんでもやらねばならんというのなら、なぜこの91%の層に訴えようとしないんだろう。安倍さんがよくいう「丁寧な説明をしつくす」という言葉は、この91%に向けられるべきものだよね。

 が、安倍さんが国民への丁寧な説明をするために選んだ場所は、「月刊WiLL」と自民党のインターネット番組。自分と似たような思想の人たちの溜まり場だ。自信ないのか?

 仲間内で「安倍ちゃん最高!」とか「888……」とかやっていればそれで満足ってか? 高村副総裁は「理解がなくてもやるときはやる」っていっているみたいだし。

 あたしはこういう考え方の人たちが、この国のトップでいることにもう笑えなくなっている。だって、まるでヤンキーの集会だ。あなたたちはそれでいいのかもしれないけれど、世の中はあなたたちだけじゃないのだ。それがまったく見えていない&わかっていない。この人たちが船長でいる船に乗っていて大丈夫か。


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