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 東京外国語大学でもいちばん人気の英語専攻を卒業し、俳優として活躍する鈴木亮平さんが、作家の林真理子さんと対談を行ない、今後の目標を語った。

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林:それにしても鈴木さんはハリウッドにも行けそうだし、歌を習えばブロードウェーだって……。ダンスはできるんですか。

鈴木:ダンスも歌も、いつか挑戦してみたいですね。渡辺謙さんがトニー賞の候補じゃないですか。負けてられないですね。

林:身長、演技力、英語力とすべてそろってるんですから、国際派スターとして頑張ってくださいよ。そうそう、英語を忘れないようにどうしてるんですか。

鈴木:1週間に1回ぐらいですけど、外国人の友達と会って英語でしゃべってます。向こうも日本語を勉強したいので、時間の半分はお互いに日本語でしゃべって。ランゲージ・エクスチェンジというんですけど、もう4年ぐらい続けてるんです。

林:素敵ですね。そのエクスチェンジ・ランゲージって。

鈴木:ランゲージ・エクスチェンジですね。

林:あ、間違っちゃった(笑)。いずれは(日系)1世の役をやりたいともおっしゃってますね。

鈴木:そうなんですよ。最初に外国に渡って、苦労して自分たちの場所をつくった人たちにすごく興味があるんです。2世はネイティブの英語がしゃべれる人じゃないとダメだと思うので、1世の英語で芝居をしたいなと思って。

林:いい原作、ありそうですよね。

鈴木:ですよね。ロスのリトル・トーキョーをつくり上げた人たちの話とか、興味があるんですよ。林さん、なにかご存じないですか。

林:私も次にお目にかかるまでに探してみますよ。

週刊朝日 2015年6月12日号より抜粋