愛する妻が若くして認知症に…医師である夫がしたこと (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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愛する妻が若くして認知症に…医師である夫がしたこと

愛する妻が若くして認知症に…

愛する妻が若くして認知症に…

ボケてたまるか!

62歳記者認知症早期治療実体験ルポ

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 愛する家族が若くして認知症になったら、何ができるのか──。高知県で小児科医院の院長をしている石本浩市医師(63)には、50代で認知症を発症した妻がいる。石本夫妻は、ドキュメンタリー映画「妻の病─レビー小体型認知症─」(伊勢真一監督)で、認知症と向き合う二人の日常を包み隠さず明かしている。

 妻・弥生さん(63)がレビー小体型認知症だとわかったのは、最初の診断から3年後のことだった。気づくことができなかった、わかってあげられなくて申し訳なかったと、石本医師は、泣きながら弥生さんにわびたという。

 間近で弥生さんを見てきた石本医師は、統合失調症という病名に当初から違和感を抱いていた。だが、医師でありながら、それを担当医に強く伝えられなかった。一般の人は、さらに言いだしにくいのではないか──。

 後年、懇意にしていた映画監督の伊勢真一さんから「二人の日常を映画にしたい」という申し出を受け、出演を決意したのも、こうした思いがあったからだ。

「もっと早く正確な診断や情報にたどり着いていれば、僕も彼女も余分な苦しみをしなくて済んだ。これから認知症になる人や家族には、こんな苦しみを味わってほしくない。もっと多くの人に認知症のことを知ってもらえたら、と思いました」

 病名は判明したものの、当時、レビー小体型認知症にかかわる情報はほとんどなく、石本医師は、弥生さんにどう対応すればいいのか試行錯誤の日々が続いた。


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