ビックカメラ 外国人客呼ぶワザは「アプリ」  (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ビックカメラ 外国人客呼ぶワザは「アプリ」 

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 外国人観光客があらかじめ母国で無料アプリをスマホにダウンロードして来日すると、国内の20万カ所以上で無料Wi―Fiを利用できる。個人情報を隠した状態とはいえスマホの持ち主の行動履歴は自動的に取得され、前述のように広告配信などに活用される。アプリはこれまでに50万以上ダウンロードされている。

 広告効果は、手に取るように数字でわかる。

「大手小売店の大阪市内にある店舗では、1カ月間に周辺を通りかかった外国人観光客のスマホに対して4140回広告を自動配信しました。通信環境の状況で実際に着信したのは2782件ですが、その15%が開封され、そのうち15%が実際に来店していることが行動履歴データからわかりました」(Wi2の南昇副社長)

 外国人観光客の行動履歴のビッグデータは「宝の山」だ。地方創生を掲げ、観光庁も企業と組んで活用を進める。

「東京と大阪を結ぶ『ゴールデンルート』以外の地方への観光につなげるため、行動履歴データから、第二、第三のゴールデンルート開発につなげたい」(観光庁担当者)

 5月にも、ナビタイムジャパンの乗り換えアプリをダウンロードしたスマホのGPSのデータから、外国人観光客の行動調査を始める。

 行動履歴データをうまく活用することが企業も地方も潤うカギとなる。

週刊朝日 2015年5月8-15日号


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