60回以上フィリピンに渡航…
60回以上フィリピンに渡航…

 横浜市立中学校の元校長が1万2000人以上を超える女性を買春し、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノの製造)容疑で逮捕された。作家の嵐山光三郎氏は、この元校長についてこういう。

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 64歳の元中学校長が26年間でフィリピン女性1万2000人の買春をして神奈川県警に逮捕された。日刊スポーツ(4月9日付)によると、買春した女性のうち1割(1200人)が18歳未満で「思い出にするため」に女性たちの写真14万7600枚に番号をふり、アルバム410冊に整理して、書斎に保管していた、という。

 直接の逮捕容疑は昨年の1月1日ごろ、フィリピン・マニラのホテルで13~14歳の少女とみだらな行為をして、その様子をデジタルカメラで撮影した疑いである。横浜市立中の元校長Tは1988年から3年間、文部省(現文部科学省)の事業でマニラの日本人学校に赴任し、教員をつとめた。

 そのとき買春にはまりこみ、帰国後60回以上フィリピンに渡航して、買春をくり返した。ハレンチで淫靡で性悪で恥知らずで非人間的で乱倫で、許されざるエロ教師のTは、実名報道されてテレビのニュースに顔が出ていた。

 児童買春・児童ポルノ禁止法の「国外犯」規定が適用された。Tの退職金は3000万円と推定される。さらに年金を使って買春ツアーをした。これほど悪質な教師は珍しく、教育評論家の尾木ママが「あきれてコメントする言葉が見つかりません」とコメントしていた。

 この事件で世間のオヤジが度肝を抜かれたのは延べ1万2000人という数である。俗に千人斬りというのはあるが、1万2000人という数は尋常でない。そもそも、男は生涯に1万2000回の性行為ができるであろうか。

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